湿布を貼るとヒリヒリ痛い。。その理由と対処法は?
肩こりや腰痛、膝痛などで痛みを和らげるために湿布を活用されている方も多いですね。
実際に湿布を貼るとなんとなく痛みが和らぐような気がします。
しかし、なかには湿布を貼るとヒリヒリとした痛みが出るといった症状でお困りの方もいらっしゃいますね。
ただ、湿布は貼るとそれなりに効果があるものですから、できれば使い続けたいものだったりします。
湿布を貼るとヒリヒリ痛むのを回避する方法はあるのでしょうか。
湿布を貼るとヒリヒリ痛む原因は?
湿布を貼るとヒリヒリと痛む原因としては、この2つがあげられます。
↓↓
- 湿布を貼るということ自体の刺激によるも
- 湿布の成分による刺激によるもの
肌が弱い方だと肌に湿布を貼るという刺激だけでヒリヒリとした痛みを感じることがあります。
これは湿布が皮膚に密着すること自体が肌に刺激となり負担がかかるうえに、長期間貼り続けて皮膚が蒸れるということでも肌に刺激を与えてしまうからです。
例えば、湿布を長期間同じ場所に貼っていてヒリヒリ感を感じるようになってきたのなら、それは長期間湿布を貼り続けたことにより肌がダメージを受けて炎症を起こしたために痛みを感じるようになってきたのかもしれません。いわゆる湿布かぶれの状態になっていることが考えられます。
また、最近では様々な効能のある湿布が販売されていますが、湿布に含まれている成分の刺激によってもヒリヒリとした痛みを感じる原因となります。例えば、温湿布でトウガラシエキスなどが含まれているものは、肌が温まるとヒリヒリと痛みを感じやすくなります。
もし、温湿布を活用していてヒリヒリ感が気になるという場合には、トウガラシエキスのせいかもしれません。
一度、今使っている湿布に含まれている成分を確認してみましょう。
湿布は貼り方や湿布の選び方で湿布によるヒリヒリ感を回避することができます。
次でご紹介する湿布の貼り方や湿布の選び方を参考にしてみてくださいね。
湿布でヒリヒリ痛くなるのを防ぐには?
湿布でヒリヒリ痛くなるのを防ぐには、その貼り方や選び方で回避できる可能性が高まります。
湿布の選び方
湿布には白くて厚いタイプの湿布と肌色で薄いテープタイプのものがあります。
「湿布はどんなタイプのものを選んでも肌へのダメージはそんなに変わらないのでは?」と思いがちですが、実は、白くて厚いタイプのものの方が肌への負担がかかりにくくなります。
なぜなら、白くて厚いタイプの湿布には分厚くなっている部分に水分が含まれているためかぶれにくいからです。
また白くて厚いタイプの湿布は薄いテープタイプのものよりも密着しにくいという特徴がありますが、これも肌の蒸れや負担の軽減に貢献してくれます。
薄いテープタイプの湿布の方が貼りやすくて目立ちにくいというメリットがありますが、「肌が弱くて。。」という方は白くて厚いタイプの湿布を活用してみるといいかもしれません。
そして、上記でもご紹介しましたが、トウガラシエキスが入った温感湿布はヒリヒリ感を感じる原因ともなりますから、肌が敏感な方は避けておいた方がよさそうです。
温湿布のヒリヒリ感が気になるという場合には、貼るカイロやサポーターなどを活用して患部を温めてみるという手もおすすめです。
温感湿布と冷感湿布ではその効能が異なりますから、温感湿布の替わりに冷感湿布を使うのはやめておいた方がよさそうです。
ちなみに、温感湿布と冷感湿布の違いはこちらです。
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冷感湿布・・湿布に含まれる水分で患部を冷やし、炎症や痛みを抑えます。
痛くならない湿布の貼り方
湿布というと、「その効果を実感するには1日中貼っていなければならない。」こんな風に思われがちですが、実は、湿布は1日中貼っていなくても、3~4時間程度も貼っておけば十分に効果が得られます。
どうして湿布を3~4時間程度貼るだけでも十分なのかというと、湿布に含まれる消炎鎮痛剤の効果が湿布を貼った2~3時間後をピークとして、その後はほとんど成分が体に吸収されなくなり何時間貼っていても変わらないからです。
このことから、湿布の刺激が気になる場合には、「湿布を貼って3~4時間経過したら一度はがして肌を休ませる」といっ
たような使い方をしてみるのがおすすめになります。
少し面倒ですが、1日中湿布を貼りっぱなしにするよりも随分と肌への負担は軽減されますから試しみてくださいね。
また、肌が乾燥しているところに湿布を貼ると、肌の乾燥により肌バリア機能が低下しているためより湿布の刺激を肌が感じやすくなります。
肌の乾燥が気になる場合や乾燥する季節に湿布を使う場合には、あらかじめボディクリームやワセリン、尿素配合のクリームなどで肌を保湿したうえで貼ると刺激が和らぎます。
そして、湿布のはがし方によっても肌に炎症を与えてヒリヒリ感を感じる原因となることがあります。
湿布は無理にはがすのではなく、角を丸めながらゆくりとはがすようにしましょう。
はがしにくい場合には、濡らしたタオルなどで湿らせてからはがすとはがしやすいです。
そして、貼るタイプの湿布を貼るとヒリヒリ痛みがでるようなら、クリームタイプやスプレータイプのものを活用してみるのもおすすめです。
何をやっても湿布で肌がヒリヒリするなら
湿布以外のものを活用してケアしてみましょう。
温湿布の替わりにサポーターや腹巻、カイロなどを活用して温めてみたり、冷湿布の変わりとしては氷のうや濡れたタオルを袋に入れたものなどを患部に当てて冷やしてみるのもおすすめです。
ちなみに、慢性的な痛みには温めるのが、急性の痛みには冷やすのがおすすめになります。
湿布を貼って痛みが和らぐのは、湿布により温感があったり冷感があったりすることによるものではなく、湿布に含まれている消炎鎮痛成分が皮膚から体に吸収されて作用することによるものです。
そのため、湿布という形態のものでなくても、湿布同様の消炎鎮痛成分が配合されているものを選べば湿布同様の効果が得られます。
例えば、変形性膝関節症の慢性的な痛みでお困りなら、消炎鎮痛効果のあるMSM配合のクリームやジェルを活用してみるといった選択肢もあります。
肩こりや腰痛ならこんなアイテムを活用してみるのもいいかもしれません。
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いわゆる磁気ネックレスですが、こちらは強力な磁気で効果が実感しやすいと人気です。
頭痛薬を飲むほどの辛い肩こりの方もこれで軽減したということです。
![]() | ピップ エレキバン サポーター ひざ用 ロングタイプ Mサイズ ブラック 1枚入(PIP ELEKIBAN knee supporter.,M) |
同じく、磁気で膝の不調を軽減できるサポーターです。
![]() | ピップ エレキバン サポーター 腰用 Lサイズ ブラック 1枚入(PIP ELEKIBAN waist supporter,L) |
こちらは、磁気で腰痛を軽減できる腰用のサポーターです。
こういった磁気でケアできるものは湿布かぶれするリスクがなく、気になる部分の血流を促すことができて不調を軽減できるメリットがあります。
ただ、強い磁気で血流を促すことで不調を軽減しますから、ペースメーカーを使用されている方は使えませんし、心臓に障害のある方、悪性腫瘍のある方、妊娠初期の不安定期または出産直後の方、糖尿病などによる高度な末梢循環障害による知覚障害のある方も自己判断せずに、医師に相談する必要があります。
湿布かぶれが心配な方は、こういったものを使うことも検討してみてくださいね。
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こちらは、洋服の上から貼り、じんわりと温めることで辛い症状を軽減してくれます。
磁気はちょっと。。という方はこういったものを活用してみるのもいいですね。
慢性的な痛みには温めることが緩和に役立ちます。
また、慢性的な痛みには体を温めて血流を促すことがその緩和に役立ちます。
体全体を温めるのに役立つのがやはりお風呂です。もし、入浴の際にシャワーで簡単に済ましているようなら、ぜひ、半身浴を試してみてください。
半身浴をすると体が芯から温まります。体が温まると血流が良くなり体の代謝も良くなるため痛みが和らぎますし、内臓の働きも良くなりますから疲れが取れやすくなったり、体臭の予防や改善にも役立ちます。
半身浴のポイントはじんわりと汗をかくまで湯舟に浸かることです。半身浴をはじめた当初は汗がなかなかでないかもしれませんが適度に水分補給をしながら浸かってみてください。
そして、半身浴をする際に使ってもらいたいのが入浴剤です。
体を温める効果のある入浴剤を入れるとより効果的に体を温められますし、入浴剤を入れない時よりも体がポカポカする状態が長く続きます。
とくに冷えると痛む方にはおすすめですから試してみてくださいね。
体がポカポカになるおすすめの入浴剤です。
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体に負担をかけずにしっかりと温められる入浴剤です。
高濃度で水中にとどまる水素イオンと重炭酸イオンの力でぬるめのお湯でも体の芯からポカポカに温まります。
こちらの入浴剤は温泉先進国であるドイツの低温長時間入浴法を参考にして作られたということです。
ドイツでは37℃という低温で長時間入浴していて、この入浴法で疲労回復、身体活性効果が得られるということなのです。
入浴剤は入れたくないという方は、こんなものを使ってみるのもおすすめです。
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こちらはイルコルポのミネラルバスストーンです。
角閃石の遠赤外線効果で体を芯から温めてくれます。
使い方は簡単で浴槽にこちらのミネラルバスストーンをこのまま入れるだけです。
これを湯舟に入れておくだけで遠赤外線効果でポカポカになります。
湿布に頼り過ぎると、こんなリスクもあります。
湿布というと手軽に手に入れられるうえに使いやすく、身体に負担がかかるといった印象がないアイテムです。
それゆえ痛みが気になるとついつい使っていしまうという方も多いのではないでしょうか。
しかし、実は、インドメタシンやジクロフェナクナトリウムなどの鎮痛成分が含まれている湿布を長期間使い続けると、胃腸に炎症をおこしたり腎機能障害を引き起こしてむくみを生じさせるリスクもあります。
これは、インドメタシンやジクロフェナクナトリウムなどの鎮痛成分が炎症を引き起こす成分であるプロスタグランジンの働きを阻害することで痛みを抑えているからです。
プロスタグランジンが炎症を引き起こすだけの悪者であれば問題はありませんが、厄介なことにプロスタグランジンには胃や腸を消化液から守るという役割や胃腸をぜんどうさせたり、膀胱の筋肉を収縮させるといった働きもあります。
このことから、インドメタシンやジクロフェナクナトリウムなどの鎮痛成分が含まれている湿布を多用しすぎるとプロスタグランジンの身体にとって必要な作用も抑えられることになり、胃腸に炎症をおこしたり、腎機能障害を引き起こしたりするリスクも生じてしまいます。
痛みを抑える鎮痛成分入りの湿布は身体にとっては意外と悪影響もあるものですから、安易に使わずよく考えたうえで活用するのがよさそうです。
腰痛でお困りなら、敷布団を変えると軽減する場合があります。
もし、あなたが腰痛でお困りなら、しっかりと腰を支えられる敷布団に変えることで軽減することがあります。
実際に某テレビ番組での検証で、腰痛でお困りの方に寝返りが打ちやすい寝具で寝てもらったところ、腰痛が軽減したという結果が出ています。
もちろん、腰痛の原因は睡眠時に寝返りが十分に打てないことだけではありませんが、腰をしっかりと支えてくれる敷布団で眠れば腰に負担がかからなくなり、快方へと向かいやすくなります。
辛い腰痛でお悩みなら、寝具から見直してみるといいかもしれません。
腰痛が辛い方におすすめの敷布団・マットレスです。
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体圧を分散して体を支えてくれるため、体に余計な負担がかかりません。
体に余計な負担がかからずに寝がえりがスムーズに打てるため、「腰が随分と楽になった」という声が多い敷布団・マットレスです。
雲のやすらぎの特徴や口コミをまとめてみました。参考にしてみてくださいね。
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