「靴下重ね履きしたけど効果なし。。」靴下選びが間違っているのかもしれません
靴下の重ね履きは、「冷え性の緩和」や「体の不調を快方へと向かわせる効果」が期待できると言われていますね。
実際に靴下の重ね履きを長年されている方の中には、靴下の重ね履きを続けたことで「体調が良くなった」と実感されている方も多いです。
しかし、その一方で、靴下重ね履きをしてみたけれども「全く効果を実感できなかった」、「かえって足が冷たいような気がする」といった声も聞きます。
靴下の重ね履きで「心地よさを感じられる人」と「そうでない人」の違いは、いったい何なのでしょうか?
せっかく靴下の重ね履きで良い効果を期待しているのですから、靴下の重ね履きのコツを知って心地よさを味わいたいものですね。
「靴下重ね履きしたけれど効果を実感できない。。」その原因は?
靴下を重ね履きしてみても、「足が温まったポカポカ感」や「心地よさを実感できない」その原因としては次の3つがあげられます。
↓↓
- 靴下のサイズが小さい
- 重ね履きしすぎ
- 靴下の素材
靴下のサイズが小さい
靴下の重ね履きをする場合には、ゆったりしたサイズ感の靴下を履くことが大切です。
靴下のサイズが重ね履き用途としてサイズが小さすぎる場合には、足を締め付け過ぎることになりポカポカ感を実感できなくなります。
一般的に靴下は、自分の足にピッタリとフィットしたサイズのものを選びますが、重ね履きをする場合には、このぴったりとフィットしたサイズで靴下を選んでしまうと、足を締め付けすぎてしまうことになります。
足を締め付けすぎてしまうと血流が悪くなり、足がかえって冷えてしまう原因にもなります。
重ね履きしすぎ
靴下を重ね履きし過ぎることでかえって血流が悪くなり、冷えを感じてしまうことがあります。
これも、上記と同じ理由で、重ね履きしすぎることで足が圧迫され過ぎて血流が悪くなることがあるからです。
また、重ね履きの枚数をいきなり増やしすぎると足の感覚がいつもと変わり、これがストレスとなって冷えを感じる原因となることもあります。
靴下の素材
靴下はその素材によって履き心地の良さや保温力が変わります。
もし、あなたが「綿の靴下」や「化繊素材の靴下」を重ね履きしているようなら、その靴下の素材が原因で足が思うほど温まらないのかもしれません。
なぜなら、綿素材の靴下は吸水性は高いですが、一度水分を吸収してしまうと乾きにくく長時間水分を含んだままの状態が続くことになります。
こうなると、綿の靴下が吸収した水分により足が冷やされることになり、靴下を履いていても温かさが感じられなくなります。
また、化繊素材の靴下は静電気が発生しやすく、これにより血管が収縮しやすくなり血流が悪化する原因となると言われています。
実際にウールを模してつくられている化繊であるアクリル素材の温もりは、天然素材のウールにはかないません。
靴下の材料としてよく使われている化繊には、アクリル、ナイロン、ポリエステルなどがあげられます。
これらの化繊の配合量が多い靴下は重ね履きには向きません。
今、履いている靴下の素材をチェックしてみてくださいね。
靴下重ね履きでポカポカ感を味わえる、靴下選びのポイントは
せっかく靴下を重ね履きするのなら、ポカポカ感を味わえる靴下を選びたいものですね。
重ね履きに向いている靴下の選び方のポイントは、この3つを満たすものを選ぶことです。
↓↓
- 足に添うサイズの靴下を選ぶ
- 「絹」と「ウール」の靴下を重ね履く
- 天然素材の配合割合が多い靴下を選ぶ
足に添うサイズの靴下を選ぶ
重ね履きに向いているのは、足に添う、締め付け感のない靴下です。
とくに重ね履きの1枚目や2枚目の足に近い靴下はゆるすぎると温もりを感じにくくなりますから、「きつすぎることなく、足に添うサイズ感」のものを選ぶことが大切です。
冷え取りのための靴下の重ね履きに向いているのは、例えば、こちらのようなデザインです。
↓↓
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かかとが無く、くびれも無い、真っすぐなデザインの靴下です。
とくにおすすめなポイントは、「かかとが無い」ところです。
かかとが無いことで、自分に足に応じたフィット感が得られやすくなります。
重ね履きの1枚目、2枚目の靴下は適度に足に添うサイズ感の物がおすすめですが、3枚目、4枚目に履く靴下は「つま先にゆとりがあるサイズ感のもの」を選ぶのがおすすめです。
つま先がちょうどのフィット感だと重ね履きした際にきつく感じられ、これが原因で重ね履きでかえって足が冷えるように感じられることもあります。
3枚目、4枚目に履く靴下は、つま先に大体5~10mm程度ゆとりがあるものを選んでみてください。
かかとが無いデザインの靴下を選べば自分の足にあわせて履けるので便利です。
「絹」と「ウール」の靴下を重ね履く
冷えを取るための重ね履きの基本的な方法としては、以下のような順番で4足重ねるのが良いとされています。
↓↓
1枚目:「絹」の5本指靴下⇒2枚目:「ウールか綿」の5本指靴下⇒3枚目:「絹」の先丸靴下⇒4枚目:「ウールか綿」の先丸靴下
このことから、冷え取りで重ね履く靴下の素材は、「絹」、「綿」、「ウール」の3つが推奨されています。
しかし、もし、あなたが長時間靴下を履いていても快適に過ごせるようにしたいと考えているのなら、「絹」と「ウール」の靴下で重ね履きするのがおすすめです。
なぜなら、絹とウールはどちらも必要以上に水分をため込まず、通気性が良いからです。
一方、綿は一度吸水するとなかなか乾かず湿った状態が長続きます。これが不快感や足を冷やす原因ともなります。
「絹⇒ウール、絹⇒ウール」で重ね履きしていけば、「足がじっとりと湿って不快。。」といったことにはなりません。
また、足が靴下が吸収した水分で冷やされないから、しっかりと温まります。
絹とウールで重ね履きする場合には、次のように重ね履きしてみてくださいね。
↓↓
1枚目が絹の5本指靴下⇒2枚目がウールの5本指靴下⇒3枚目が絹の先丸靴下⇒4枚目がウールの先丸靴下
天然素材の配合割合が多い靴下を選ぶ
冷えを取るために靴下を重ね履きする場合には「絹」と「ウール」素材の靴下を選ぶのがおすすめだとご紹介しました。
これに加えて靴下を購入する際には、「素材の配合割合」についても注意したいところです。
例えば、靴下のタグに絹とか(シルク)と大きく記載されている場合でも、素材の配合割合を見てみると絹の配合割合が意外と少なく、綿との混紡であることもあります。
靴下を購入する際には、その靴下がどんな繊維で作られているのかをしっかりと確認したうえで購入するようにしましょう。
冷え取りを目的とした靴下の重ね履きをするのなら、絹の靴下なら「絹100%」、ウールの靴下なら「ウール100%」のもの選ぶのがおすすめです。
こういった冷え取りに向いた靴下は、冷え取りをテーマとした衣料品を取り扱っているお店で見つけやすいです。
近くにこういったお店がなくても、ネットショップでもこういった冷え取りグッズを扱っているお店はあります。
私も冷え取りのための靴下を購入することがありますが、近くにはこういったお店がないのでネットショップで購入しています。
私が利用しているのは、楽天の「シルクふぁみりぃ」さんと「冷え取り靴下841(ヤヨイ)」さんです。
個人的には靴下は「シルクふぁみりぃ」さんのものが好きです。
「冷え取り靴下841(ヤヨイ)」さんの商品では、冷え取りレギンスやウールやコットンのカバーパンツが好きです。
この2つのお店には色々と冷え取りに良さそうな衣料品がそろっています。
たまにチェックしてみると楽しいです。o(*^▽^*)o~♪
靴下を重ね履く「冷え取り」は、4足重ね履くのが基本ですが。。
冷えを取るための靴下の重ね履きは、基本的には4枚重ね履くことが推奨されています。
ただ、靴下の重ね履きに慣れていない場合には、4枚もの靴下を履くと圧迫感を感じたりして居心地の悪さを感じることもあるかもしれません。
その場合には、無理に4枚履かずに、まずは2枚から始めてみるといいかもしれません。
また、冷え取り靴下には、「内絹外ウール」や「内絹外綿」といった1枚で2枚分の効果が得られる靴下もあります。
こういった1枚で2枚分の効果が得られる靴下を活用すれば、履く靴下の枚数を減らしながらもしっかりと重ね履きの効果を得られます。
靴下の重ね履きをしてみたいけれども、「たくさんの枚数の靴下を履くのが苦手。。」という方は、このタイプの靴下を試してみてはいかがでしょうか。
おすすめは、「内絹外ウール」のタイプの靴下です。
「内絹外ウールだと暑いのでは?」と思われるかもしれませんが、ウールは吸湿性、放湿性が良く、汗を吸ってもじっとりと湿ることがないため汗により冷えることがなく、意外と夏の暑い季節でも心地よく過ごせるのです。
また、ウールには防臭効果もありますから、足の臭いが気になる方にもおすすめです。
冷え取りのための靴下の重ね履きは基本的には4枚ですが、重ね履くと心地悪い方は自分の感覚の方を大切にして無理しないでくださいね。
靴下重ね履きの「冷え取り理論」は、上半身と下半身の温度差をなくすこと
靴下の重ね履きで体の冷えを取るという「冷え取り」は、足を温めることで上半身と下半身の温度差をなくして気や血液の巡りを良くして体調を整えていこうというものです。
靴下の重ね履きで血流が滞り冷えてしまっては意味がありませんから、自分の足にあった靴下を選び、自分に合った靴下の枚数で冷え取りを実践してみてくださいね。
靴下の重ね履く「冷え取り」は、結局のところ、「足がポカポカとして血の巡りが良くなってきたかな」と感じられれば成功なのではないかと思います。
色々と試してみて自分にあった靴下の重ね履きを見つけてみてくださいね。
冷え取りのことをきちんと勉強してみたいなら、こちらの本がおすすめです。
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こちらの本は冷え取りの元祖ともいえる進藤義晴先生の著書です。
冷え取りの本質がわかりやすく書かれています。
興味がある方は読んでみてくださいね。
体の冷えにはこんなものも役立ちます
体の冷えを緩和するには、体を温める作用のあるサプリメントを活用してみるのもおすすめです。
最近では、体を温める作用のある生姜や高麗人参などが手軽にとれる冷えが気になる人に向けて配合されているサプリメントがあります。
靴下の重ね履きにあわせてこういったサプリメントも活用してみるといいかもしれませんね。o(*^▽^*)o~♪
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